間仕切なんでもQ&A

プライバシーの確保や作業効率を考えて間仕切を導入する企業は増えているものの、実際に導入したときのイメージが湧かないという方も少なくありません。そこで、ここでは実際に導入するときのコストや用途、耐用年数など知っておくと役立つ情報をまとめました。

目次

間仕切工事の費用の内訳は?

間仕切工事にかかる費用は、工期や搬送費、材料費やデザイン費によって大きく異なります。重量がある間仕切の工事や、カスタマイズを必要とする大規模な工事ほど費用が高くなります。

また、近年は人件費や物価が高騰しているので地域差も大きく、事前にコストを削減できる方法を押さえておくことが大切です。下記のリンクより、間仕切工事の費用が変動する要因と、コストを削減する方法を確認いただけます。

間仕切工事の費用内訳に
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軽量鉄骨(LGS)壁との違いは?

上からクロスなどを貼り建築壁のような仕上がりになる軽量鉄骨壁に対して、間仕切はパネルで簡単に部屋を区切れる点が大きく異なります。ただ前者の軽量鉄骨壁は、移設を希望する場合に再利用ができず、工期も長くなる傾向にあります。

その点、間仕切は移設ができるものもあり、長期的な視点でみるとコストが抑えられるでしょう。下記のリンクでは材料による違いはあるのか、耐久性の観点からみるとどちらが良いのかを紹介しています。

間仕切と軽量鉄骨壁との違い

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間仕切のメリットやデメリットは?

間仕切は空間を区切れるのでスペースを最適化して、ニーズに応じて必要な形にレイアウト変更できる点がメリットとして挙げられます。また、プライバシーを確保できるので、コロナ禍で需要が高まっています。

ただ一方で、軽量鉄骨壁と比べて遮音性や耐久性が劣るなどのデメリットもあるため、条件に合致する方法を検討することが大切です。下記のリンクでは間仕切を導入するうえで知っておきたいメリットとデメリットを紹介しています。

間仕切のメリットと
デメリットに
ついて
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間仕切の耐用年数は?

間仕切は種類や施工法によって耐用年数は変わります。移設できない間仕切は建物扱いになり15年の耐用年数となる傾向にあります。一方で、簡単に設置できる間仕切の耐用年数は3年です。

物理的な寿命でいえば、取扱いの難しいガラスなどは破損する恐れもあり、他の材質に比べて機能を保てる期間は短くなる可能性があるでしょう。下記のリンクでは、間仕切の材料やメンテナンスによる耐用年数や、リサイクルについて紹介しています。

間仕切の耐用年数について
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間仕切にはどんな用途がある?

間仕切は他者の視界を遮りプライバシーを確保できます。また、用途に応じて空間を仕切ることで、効率的に部屋を使えるようになります。設置する間仕切のタイプによっては、周囲をぐるりと囲って音漏れを防ぐことも可能です。

デザイン性を高める目的で設置するのもひとつの手です。下記のリンクでは間仕切の用途を深掘りしているので、どの部屋にどのような目的で設置すればよいか決めかねている方はぜひ参考にしてみてください。

間仕切の用途について
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間仕切は撤去できる?

間仕切は自分で簡単に撤去できるものから、解体工事を必要とするものまで様々です。もしも、撤去を考えているなら、新たに購入する間仕切メーカーに撤去の相談をするか、解体工事を請け負う業者に発注する必要があります。

撤去する際は重量がある間仕切や、大規模な間仕切ほど廃棄にかかる費用がかさむので注意が必要です。下記のリンクでは、間仕切を撤去する際流れと、撤去後の再デザインについて紹介しています。

間仕切の撤去について
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間仕切のお掃除方法は?

間仕切を清潔に保つには、こまめな掃除が大切です。週1回のホコリ取りや月1回の拭き掃除を習慣化し、人がよく触れる部分を重点的に掃除しましょう。

また、間仕切の素材に適した掃除用具や洗剤を使用することで、素材を傷めずに清掃が可能です。可動部分の定期的なメンテナンスも重要で、潤滑剤の使用や点検を行うことで動きをスムーズに保てます。

間仕切のお掃除方法について
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間仕切の設置前に知っておきたい注意点とは?

間仕切を設置する際は、設置場所の寸法を正確に測ることが重要です。。天井の高さ、床の水平度、梁や柱の位置、さらには窓やドアの位置など、設置場所に影響を与える要素を細かく確認しましょう。

特に天井の高さが場所によって異なる場合、最も低い場所を基準に間仕切を選ぶことで、設置後の不具合を防ぐことができます。また、壁に取り付ける場合は周囲のスペースに十分な余裕があるかも確認してください。もしコンセントやスイッチが間仕切の設置予定位置にある場合は、それらの移設が必要になることもありますので、事前の計画が大切です。

間仕切の設置前の注意点について
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間仕切メーカーを探しているなら...

当サイトでは、法人向けの間仕切を取り扱うメーカーの中から、スライディングウォールや固定間仕切・トイレブースなど、幅広く製品を網羅しているメーカーの中から、おすすめの3社を紹介しています。オフィスをはじめ、学校や病院・工場など、環境や用途に応じて間仕切の設置を検討している方は参考にしてみてください。

【特徴別】
おすすめの法人向け
間仕切メーカー3選

recommended
主要な間仕切5種類を
取り揃えた
法人向け
間仕切メーカー

間仕切メーカーを検討する際は、実績とノウハウを併せ持つ、総合的に製品を扱っているメーカーから検討するのがおすすめ。
ここでは、ビジネス空間でよく使用される間仕切を「移動間仕切」「可動間仕切」「固定間仕切」「トイレブース」「ローパーテーション」の5種類に大別。調査した24 社の間仕切メーカーの中から、5種類すべて取り扱っており、かつ会社の特徴が明確だった3 社に注目して紹介します。

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現場で生じる課題や
用途に
応じて
オーダーメイド対応
できる
小松ウオール工業
おすすめの理由

製品の約9割をオーダーメイド設計。かつ全国にサービス拠点を設けることで、空間や場所を問わず高品質な間仕切を柔軟に製造・施工できる体制が整う。

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間仕切+家具で
オフィスを
トータル
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オカムラ
おすすめの理由

ワークブースやセキュリティシステムなど オフィスに必要な設備全般に幅広く対応。まとめて依頼することで工数も削減できる。

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コンセプトとデザインに
合わせて豊富なプランを
提案できる
アイピック
おすすめの理由

パネルの組み合わせによって3000種類以上のバリエーションを展開。施主の要望に沿った空間をデザイン可能。

【選定条件】
Google「間仕切メーカー」検索結果上位に表示された24社のうち、「移動間仕切」「可動間仕切」「固定間仕切」「トイレブース」「ローパーテーション」をすべて取り扱っている業者(10社)の中から、以下の条件で3社をピックアップしています。((※すべて2023年12月28日時点・編集チームによる独自調査結果)
小松ウオール工業:製品の90%をオーダーメイドで設計・制作し、且つ全国にある施工拠点数が最も多い(14件)メーカー
オカムラ:間仕切と合わせてオフィス家具全般を唯一扱うメーカー
アイピック:組み合わせ次第で展開可能な間仕切の数を唯一記載していたメーカー