間仕切りは撤去できる?
耐久性がある間仕切を設置した場合であっても、その時々のニーズの変化で不要になるケースがあります。もしも、設置後に不要になったなら、間仕切の撤去で考慮しておくべき事項を押さえておきましょう。ここでは、間仕切の撤去に関する注意事項と流れ、種類別の撤去方法や再デザインで配慮したい点を紹介します。
撤去の基本的な考慮事項
間仕切には解体工事が必要なタイプと、解体工事が不要なタイプの2種類があります。設置に施行が必要な間仕切は、解体工事で撤去します。解体工事が必要な場合は、解体作業費・搬出費・養生費・運搬費・廃棄処分費などが発生するので注意してください。
重量があり扱いにくい材料の間仕切は、解体作業費が高くなる傾向にあります。軽くて扱いアルミニウム製・重量のあるスチール製・重量があって扱いにくいガラス製の順に解体作業費が高くなります。
施工が不要で設置できるタイプの間仕切は、粗大ごみとして自治体で処分できる場合もありますが、回収していない自治体もあるので、自治体に回収が可能かどうかを確認しましょう。
間仕切を撤去する際の流れ
間仕切の撤去を依頼する場合は、移設か廃棄かによって依頼先が変わるので注意が必要です。移設や組み換えの場合は、施工を請け負った間仕切メーカーで対応してくれるケースがあります。同様に廃棄後に新たな間仕切を購入する場合も、購入先の間仕切メーカーで既設の間仕切を撤去してもらえる可能性があります。
対して、間仕切を撤去したい場合は、解体業者に問い合わせる必要があります。現地調査に来てもらい、解体範囲を伝えて見積もりを依頼してください。解体工事の内容と見積もりに納得がいく際は発注し、作業日程を調整します。その後、解体工事を行う場所が賃貸なら、入居管理している会社に作業届を提出し、解体工事を進めます。
種類別撤去ガイド
スチール製の間仕切を解体する際は、パネル間の目地を埋める部品を取り外し、パネルと柱を繋ぐ部品を取り除きます。そして片側のパネルを取り外してから、もう反対側のパネルも取り外す作業を繰り返し実施します。最後に天井に通したレール部品を取り除く作業を実施し、パネルなどをレッカーで搬出したら撤去作業は完了です。
アルミ製は支柱が見えており、パネルを差し込むタイプのため取り外し方は若干異なりますが、撤去の流れは大きく変わりません。ガラス製の間仕切の場合も、ガラスを取り外してから上記のように目地の部品を外し、柱とパネルの連結部を外します。
スチール製やアルミ製の間仕切でも一部にガラスが使われている場合は、ガラスを取り除いてからパネルを外す作業が行われます。撤去には解体費用・運搬費用・産廃費用がかかるので、買取も行っている業者に頼むことで撤去費用を抑えられるでしょう。
撤去後のスペース管理と再デザイン
執務スペースが足りず拡張するために間仕切を撤去するなら、全撤去が必要かどうかを検討する必要があります。例えば、間仕切で囲って1つの収納部屋をつくっていた場合、間仕切を全て撤去すると収納場所が丸見えになってしまいます。
かといって収納場所を全部撤去し執務スペースに変えてしまうと、今度は保管スペースが不足するでしょう。そこで、来客者から見える部分の間仕切だけを一部残して、コの字の部の間仕切を撤去し、最低限の保管場所を残すという方法もあります。雑多な状態でも来客者からは見えないので、印象が悪くなる心配がありません。
まとめ
間仕切が不要になったときは、撤去費用がかかるので注意が必要です。工事不要で簡単に搬出できる間仕切は、自治体で回収している場合もあります。一方で解体工事が必要な間仕切の場合は、重量があるほど撤去費用がかさみます。移設や買取で費用を抑えられないかよく検討してみましょう。
また、間仕切を撤去する際は、全て撤去して機能が不足してしまわないかを考えることが大切です。不安な方は業者に相見積もりを取るなど、自社に合った方法を模索してみてください。
間仕切を製造するメーカーはいくつもありますが、納入する場所によって考慮すべき条件は変わるはず。総合的に間仕切製品を扱っている業者であれば、設計・施工のための様々なノウハウが蓄積されているのでおすすめです。
当サイトでは、法人向けの間仕切を取り扱うメーカーの中から、スライディングウォールや固定間仕切・トイレブースなど、幅広く製品を網羅しているメーカーの中から、おすすめの3社を紹介しています。オフィスをはじめ、学校や病院・工場など、環境や用途に応じて間仕切の設置を検討している方は参考にしてみてください。
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間仕切メーカー3選
間仕切メーカーを検討する際は、実績とノウハウを併せ持つ、総合的に製品を扱っているメーカーから検討するのがおすすめ。
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小松ウオール工業:製品の90%をオーダーメイドで設計・制作し、且つ全国にある施工拠点数が最も多い(14件)メーカー
オカムラ:間仕切と合わせてオフィス家具全般を唯一扱うメーカー
アイピック:組み合わせ次第で展開可能な間仕切の数を唯一記載していたメーカー
