スチール製の間仕切
スチール製の間仕切を導入するメリットはあるのかを解説します。また、スチール製の間仕切を導入するデメリットや、アルミ製の間仕切との違いについて触れています。
スチール間仕切のメリット
不燃材料で内装制限を受ける場所にも設置できる
スチール製の支柱と表面板、芯材に石膏ボードを使っているので不燃性が高く、建築基準法で内装制限を受ける場所にも設置できます。高層ビルなどでは不燃材料の認定を受けていないと設置できない可能性があります。また、内装制限を受けない場所であっても、安全面を考えてスチール製を選ぶ方は少なくありません。
中空構造で断熱性・遮音性が高い
スチール製の支柱を2枚のパネルで挟むのでつなぎ目が細く、かつ中空構造になっているため、断熱性と遮音性が高いというメリットがあります。耐火性のあるロックウールを間に詰めて、さらに断熱性・遮音性を高めたものも販売されています。会議室や応接室といった音漏れが気になる場所や、室温を一定に保つ必要がある教育施設などへの設置も可能です。
高級感があり耐久性や耐震性が高い
スチール間仕切は支柱をパネルで挟み込むデザインなので、主張し過ぎず空間に調和します。高級感を演出できるため、ホテルや応接室、エントランスなどへの設置にも向いているでしょう。また、重量がある分、堅牢性・耐久性・耐震性が高く、医療機関や商業施設、教育機関など安全性が求められる場所にも利用されています。
スチール間仕切のデメリット
スチール製で重量があるため運搬・搬入に費用がかかり、導入コストが高くつきます。また、重い分作業が難しく、施工に時間がかかるというデメリットがあります。施工期間が長くなるほど、業務に支障がでる恐れも。また、将来的な移設に対応している製品であっても、重量があるので施工に時間と費用を要します。
アルミ間仕切との違い
スチール製とアルミ製はよく比較検討されますが、大きく異なるのは重量です。スチール製の方が重い分、施工期間もコストもかかります。しかし、堅牢で耐久性・安全性が高い間仕切を設置できるメリットがあります。また、遮音性にも違いがあり、つなぎ目が細く、中空構造になるスチール製の方が音漏れは少なくなります。さらに、アルミ製と異なり不燃材料で製造されるので、内装制限を受ける場所にも設置ができる点が異なるでしょう。ただ、アルミ製であっても不燃材料を使用した製品が販売されているので、検討する際はコスト・施工期間・安全面・遮音性などを比較したうえで導入することをおすすめします。
スチール間仕切の事例と製造メーカー
コマニー

上記写真のEUP-Synchronは、パネル厚が60mmのスタンダードなモデルです。スチールと石膏ボードの複合パネルを表裏2枚使用しており、遮音性を高めています。耐震システムのシンクロンを採用し、しなやかな強度を生み出しています。
小松ウオール工業

上記の施行事例マイティ®-70・80は、W構造で断熱性・遮音性が高く、パネル内部の配管や配線も自由にレイアウトできます。汎用性の高さからオフィスだけでなく、病院や学校、工場など様々な施設で利用されています。
三和シヤッター工業

上記写真は、シンプルなデザインでオフィス空間に調和するスチールパーティションです。パネルの厚みのバリエーションが豊富で、42・50・60・70・90mmの中から予算と目的に合わせて導入できます。自立型のパネル厚70mmの製品もあります。
ニチベイ

上記写真のユニパートツインエースHWは、引っ掛け式ジョイントを使用しており、施工期間を短縮できます。また、引っ掛け式ジョイントを使用することで、パネルメジ幅を3mmと細くできフラットで美しいデザインに仕上がります。
文化シヤッター

上記の施行事例のプレウォールフィットは、ブロックパネルを使用したスチールパーティションです。表面カラーのバリエーションが豊富で、自由に色の組み合わせを楽しむことができます。4段積み・3段積み・2段積みユニットなど、設置場所に合わせたデザインが選べます。
スチール間仕切を製造するメーカーを探す際、納入する場所によって考慮すべき条件は変わるはず。総合的に間仕切り製品を扱っている業者であれば、様々なノウハウが蓄積されていると言えるのでおすすめです。
また、当サイトでは、法人向けの間仕切を取り扱うメーカーの中から、スライディングウォールや固定間仕切・トイレブースなど、幅広く製品を網羅しているメーカーの中から、おすすめの3社を紹介しています。オフィスをはじめ、学校や病院・工場など、環境や用途に応じて間仕切りの設置を検討している方は参考にしてみてください。
ついても知る
取り揃えた
法人向け
間仕切メーカー3選
間仕切メーカーを検討する際は、実績とノウハウを併せ持つ、総合的に製品を扱っているメーカーから検討するのがおすすめ。
ここでは、ビジネス空間でよく使用される間仕切を「移動間仕切」「可動間仕切」「固定間仕切」「トイレブース」「ローパーテーション」の5種類に大別。調査した24 社の間仕切メーカーの中から、5種類すべて取り扱っており、かつ会社の特徴が明確だった3 社に注目して紹介します。
用途に
応じて
オーダーメイド対応
できる
製品の約9割をオーダーメイド設計。かつ全国にサービス拠点を設けることで、空間や場所を問わず高品質な間仕切を柔軟に製造・施工できる体制が整う。
オフィスを
トータル
コーディネートできる
ワークブースやセキュリティシステムなど オフィスに必要な設備全般に幅広く対応。まとめて依頼することで工数も削減できる。
合わせて豊富なプランを
提案できる
パネルの組み合わせによって3000種類以上のバリエーションを展開。施主の要望に沿った空間をデザイン可能。
【選定条件】
Google「間仕切メーカー」検索結果上位に表示された24社のうち、「移動間仕切」「可動間仕切」「固定間仕切」「トイレブース」「ローパーテーション」をすべて取り扱っている業者(10社)の中から、以下の条件で3社をピックアップしています。((※すべて2023年12月28日時点・編集チームによる独自調査結果)
小松ウオール工業:製品の90%をオーダーメイドで設計・制作し、且つ全国にある施工拠点数が最も多い(14件)メーカー
オカムラ:間仕切と合わせてオフィス家具全般を唯一扱うメーカー
アイピック:組み合わせ次第で展開可能な間仕切の数を唯一記載していたメーカー
