間仕切りにはどんな用途がある?

ここでは、間仕切の用途を紹介します。用途を知っておくと、どのタイプの間仕切を導入すべきかが明確になります。用途別に導入したい間仕切にも触れているので、ぜひ用途に合った間仕切を設置しましょう。

目次

プライバシーの確保とセキュリティ向上

間仕切を設置すると、他者の視界を遮ることができます。天井まで高さのあるハイパーティション、または1~2mの高さのものが多いローパーティションのいずれを設置した場合においても、周囲が気にならなくなるメリットがあります。

また、セキュリティ錠を設置すれば、セキュリティを向上させることも可能です。間仕切で区切られた空間の中に出入りする人を制限できるので、機密性の高い商談を行う場合や、社外秘のデータを取り扱う場合に重宝します。

空間の効率的な分割と柔軟なレイアウト

周囲への音漏れを防いで、プライバシーの保護や集中できる環境をつくるなら、天井まであるハイパーティションで囲うレイアウトがおすすめです。会議室・ワークブース・教室などにも利用できます。来客があり開放的な空間を演出したいのであれば、ガラスパーティションを採用するのもひとつの手です。反対に視界を遮りたい場合は、スチールやアルミニウム製を選ぶと良いでしょう。

一方で、ローパーティションは視界を遮りつつも、ある程度オープンな雰囲気を演出したい場合におすすめです。オフィスで集中できる環境を整えつつもコミュニケーションができる場を設けたい方や、来客者を出迎える場として設置したい方に向いています。間仕切が低いほどコミュニケーションを図りやすく、高いほど個室感を演出できます。

騒音低減と作業環境の向上

間仕切を使用すると、周囲への音漏れを気にせずに済みます。商談や会議を行う場合も、雑音で集中力が散漫になる心配がありません。また、雑音を聞こえにくくすることで、集中できる環境が整うでしょう。間仕切の遮音性能は材料によって異なり、スチール製の方がアルミ製よりも遮音性が高い傾向にあります。

スチールパーティションは、支柱をパネルで挟み込むので中空構造となり遮音性能がアップします。パネルの間にグラスウールなどを詰めて、さらに遮音性能を高めることも可能です。ガラスパーティションもダブルガラスを採用して、遮音性を高められるようになっています。騒音を低減して良好な作業環境を手に入れられます。

デザインと空間美観の強化

間仕切を設置すると、材質によって異なる雰囲気を演出できます。木材を使用すればあたたかみのある空間づくりができ、アルミニウムやスチールを使用すればスタイリッシュな空間を演出することが可能です。

ガラスを使用すると開放的な空間を創造できるため、用途に応じて柔軟にデザインを変えられます。また、間仕切に使用するパネルに厚みを持たせれば、重厚感のある雰囲気もつくれます。ホテルやオフィスなどをワンランク上の空間に仕上げることが可能です。

まとめ

間仕切といっても様々な用途に利用でき、材料やデザインによって機能性や与える雰囲気は大きく異なります。コミュニケーションを取れるオープンスペースをつくりたいのか、作業に集中できるクローズドスペースを作りたいのかによっても選ぶべき間仕切は変わるでしょう。設置目的を明らかにして、用途に合う間仕切を設置してみてください。

間仕切メーカーはどう選ぶ?

間仕切を製造するメーカーはいくつもありますが、納入する場所によって考慮すべき条件は変わるはず。総合的に間仕切製品を扱っている業者であれば、設計・施工のための様々なノウハウが蓄積されているのでおすすめです。

当サイトでは、法人向けの間仕切を取り扱うメーカーの中から、スライディングウォールや固定間仕切・トイレブースなど、幅広く製品を網羅しているメーカーの中から、おすすめの3社を紹介しています。オフィスをはじめ、学校や病院・工場など、環境や用途に応じて間仕切の設置を検討している方は参考にしてみてください。

【特徴別】
おすすめの法人向け
間仕切メーカー3選

recommended
主要な間仕切5種類を
取り揃えた
法人向け
間仕切メーカー

間仕切メーカーを検討する際は、実績とノウハウを併せ持つ、総合的に製品を扱っているメーカーから検討するのがおすすめ。
ここでは、ビジネス空間でよく使用される間仕切を「移動間仕切」「可動間仕切」「固定間仕切」「トイレブース」「ローパーテーション」の5種類に大別。調査した24 社の間仕切メーカーの中から、5種類すべて取り扱っており、かつ会社の特徴が明確だった3 社に注目して紹介します。

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現場で生じる課題や
用途に
応じて
オーダーメイド対応
できる
小松ウオール工業
おすすめの理由

製品の約9割をオーダーメイド設計。かつ全国にサービス拠点を設けることで、空間や場所を問わず高品質な間仕切を柔軟に製造・施工できる体制が整う。

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間仕切+家具で
オフィスを
トータル
コーディネートできる
オカムラ
おすすめの理由

ワークブースやセキュリティシステムなど オフィスに必要な設備全般に幅広く対応。まとめて依頼することで工数も削減できる。

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コンセプトとデザインに
合わせて豊富なプランを
提案できる
アイピック
おすすめの理由

パネルの組み合わせによって3000種類以上のバリエーションを展開。施主の要望に沿った空間をデザイン可能。

【選定条件】
Google「間仕切メーカー」検索結果上位に表示された24社のうち、「移動間仕切」「可動間仕切」「固定間仕切」「トイレブース」「ローパーテーション」をすべて取り扱っている業者(10社)の中から、以下の条件で3社をピックアップしています。((※すべて2023年12月28日時点・編集チームによる独自調査結果)
小松ウオール工業:製品の90%をオーダーメイドで設計・制作し、且つ全国にある施工拠点数が最も多い(14件)メーカー
オカムラ:間仕切と合わせてオフィス家具全般を唯一扱うメーカー
アイピック:組み合わせ次第で展開可能な間仕切の数を唯一記載していたメーカー